これからの時期は宴会シーズン。特に「忘年会」に参加される方が多いかとは思いますが、宴会の名目にはその他にもいろいろなものがありますよね。その中で、仲間内だけでなく、いろいろな人が参加する場に「交流会」があります。では「交流会」に参加する場合、何に気を付ければいいのか?交流会で気を付けるべきマナー10選をご紹介いたします。
そもそも「交流会」って?

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「交流会」とは、その名の通り「交流する会」なのですが、この場合の交流とは何を指すか。たとえば「異業種交流会」であれば、いろいろな業種の方が一同に介して交流し、情報交換や人脈形成に役立てる、という意味合いがありますね。また、同業種での交流会というのもいいでしょう。同業だからこそ、お互いで助け合ったり、双方のメリットになる情報を交換できたり、ということができそうです。また、仕事の上での苦労などを理解し合えるだけに、そこで話をしているだけで気持ちが楽になる、リフレッシュできるといった側面もありそう。
そして、肩書きや年代、趣味など、いろいろな形で交流するという場も有意義なものです。やはり、常に同じ環境で同じ人たちとばかり会っていると、いろいろなものがマンネリ化していくもの。そこで、交流会でリフレッシュを図るというのはとてもいい取り組みなのではないでしょうか。
交流会で気を付けるべきマナー10選(1~5)

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では、そんな交流会で事前に守るべきマナーとして10個紹介していきますので、最低限守るマナーとして覚えておいてください。
1.10分前に到着しておく
これはビジネスマナーの基本ともいえますが、遅くても10分前に会場に到着するようにしておきましょう。遅れてもいいですが、遅れる場合や欠席をする場合は、前日までに必ず主催者側に連絡をしておきましょう。
2.服装、身だしなみに注意する
初対面の人に合う場合、清潔感は非常に重要な要素です。あまりに清潔感がない方だと、相手方にも失礼に当たります。イメージだけが重要ではないのですが、服装や身だしなみは最低限のマナーです。髪型やお化粧なども極力さわやかな印象を心がけるようにしましょう。
3.笑顔で元気に挨拶
これは当たり前な内容ですが、マナーというよりも相手にネガティブなイメージを与えては交流会に参加する意味がありません。交流会はビジネス発展を目的とした場ですので、ビジネスマンとして、挨拶は基本中の基本です。やはり、挨拶は明るく対応したほうが、相手もこちらに関心を持ってくれますし、初対面の方に対して無愛想だと失礼にあたります。
4.噓はつかない
これは交流会のマナーというよりは、人としてやってはいけません。交流会において自己PRは大事ですが、あまりに話を盛りすぎて、嘘をついてしまうと、後々大変なことになりかねません。本音で、本当の自分をアピールしていきましょう。
5.名刺交換マナー
ビジネスマナーとして、名刺交換する場合は、相手の名刺の高さより、上から名刺を出さないようにしましょう。目上の方には先に受け取ってもらって、名刺をみて、相手の顔や目を見ながら挨拶して受け取るようにしましょう。
交流会で気を付けるべきマナー10選(6~10)
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6.勧誘行為はしない
個人、法人問わず、強引な勧誘行為などは交流会のルールとして、一般的にはしてはいけません。「能力開発ビジネス」「宗教の勧誘」といった、交流すること以外の違った目的で交流会に参加するのはやめましょう。
7.社会人としての最低限の公共マナーは守る
開催時間に遅刻したり、挨拶をしなかったり、相手を罵倒したり、一般的な社会人としてのマナーを守れない方は、主催者側から退場してもらうこともあるでしょう。
8.他業種の方のお仕事には敬意を持つ
交流会は、ビジネスマンとのコミュニケーションをはかる場です。決して、相手の仕事に対しての敬意を欠いた発言や、見下した発言などはしないようにしましょう。他業種の方には敬意を持って接してください。
9.2人同士で話している最中に割り込まない
2人同士で話している最中に割り込んで入ることはマナー違反です。割り込まれた人たちは会話をさえぎられて嫌な思いをしますよね。皆さんが気持ちよく交流できるように、自分のことばかり考えないようにしましょう。
10.食事ばかりに集中しない
いくらお腹が空いていても、交流会は食べる場ではなく会う場だと割り切りましょう。食べていただきたいばかりいては、いい人脈に出会える可能性は低いでしょう。料理がおいしそうでも、一口だけ食べて後日楽しんでください。
まとめ
「交流会」は、他業種の方などと良好な人間関係を築く場所です。自分のことばかり考えないで、相手の気持ちを尊重して、楽しい場にすることは忘れてはならないです。それさえ忘れなければ、上記のポイントを踏まえて一度交流会に参加してみてください。
※この記事は「ミライザカ」のWebサイトで過去掲載した内容を一部修正したものです。
この記事を書いた人:jumy7
私はこれまでに、フリーランスのWebライターとして6年間従事してまいりました。グルメ関係の記事は、直近の1年間で150本以上制作。食事という時間を更に楽しく、美味しくできるよう、皆さまに記事をお届けしております。